7日、京都競馬場で行われた第1回みやこS(3歳上、GIII・ダート1800m)は、藤田伸二騎手騎乗の2番人気トランセンドが好スタートから一度も先頭を譲ることなくレースを進めると、直線でも後続を突き放し、外から末脚を伸ばした1番人気キングスエンブレムを1.1/4馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分49秒8(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には9番人気サクラロミオが入った。
勝ったトランセンドは昨年の新設重賞・レパードSに続く重賞2勝目。また、鞍上の藤田伸二騎手はシンゲンで制したオールカマー(GII)に続く今年のJRA重賞4勝目。管理する安田隆行調教師は今年のJRA重賞2勝目となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆トランセンド(牡4)
父:ワイルドラッシュ
母:シネマスコープ
母父:トニービン
厩舎:栗東・安田隆行
通算成績:13戦6勝(うち地方1戦0勝、重賞2勝)
主な勝ち鞍:09年レパードSなど