米国の大馬主、ヤング氏が死去

2004年01月16日 18:44

 米・ケンタッキー州オーバーブルックファームのオーナー、ウィリアム・T.ヤング氏が12日、死亡したことが明らかになった。享年85歳。

 1939年にケンタッキー大学卒業後、食品会社を設立したヤング氏は、70年代にサラブレッド産業界でのビジネスに注目し、ついに1980年代初めにオーバーブルックファームを設立。その後徐々に規模は拡大され、現在は2400エイカーの敷地に10頭の種牡馬と100頭を超える繁殖牝馬が繋養されている大牧場となった。

 94年のプリークネスS・ベルモントS勝馬タバスコキャット、96年ケンタッキーダービー勝馬グラインドストーン Grindstone、96年ベルモントS勝馬エディターズノート Editor's Note、95年プリークネスS勝馬ティンバーカントリーら4頭のクラシックホースのほか、94年2歳牝馬チャンピオン・フランダース Flanders、95年2歳牝馬チャンピオン・ゴールデンアトラクション Golden Attraction、96年2歳牡馬チャンピオン・ボストンハーバー、そして00年3歳牝馬チャンピオン・サーフサイド Surfsideら5頭のチャンピオンホースの生みの親としてその名を轟かせていた。

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