9月26日の中山競馬で落馬し、中心性頚髄(けいずい)損傷と頭蓋(ずがい)骨骨折の重傷を負い休養中だった横山典弘(42)=美浦・フリー=が、13日の東京競馬で復帰した。まず1鞍目は1Rアカウンタビリティに騎乗し4着。「馬に乗れるのはやっぱり楽しいね。これからファンの人にはいいレースを見せたい」と笑顔で話した。
しかし2鞍目、セイリオスに騎乗した8Rで思わぬアクシデント。最後の直線で急に外側に斜行、メジロマリアンとアイノカゼの走行を妨害したとして、2位入線から10着に降着となった。
復帰早々、20日から28日まで騎乗停止処分(開催4日間)を受け「関係者やファンに申し訳ない」と神妙な面持ち。そして「“もうちょっと休んでいろ”ということなのかな」と、つぶやいた。なお14日の騎乗(7鞍)は可能だが、27、28日に東京で行われるワールド・スーパー・ジョッキーズ・シリーズの参加は不可能となった。
提供:デイリースポーツ