たっぷり間隔をあけて、万全の出走態勢。稽古の動きからも、体調の良さが伝わってくる。調教師自身が手綱をとった1週前の追い切りでは、先行する2頭を5ハロンで3秒半も追いかけながら、馬なりで軽く先着。抜け出す時も、「並ぶ間がない」ほどの推進力を発揮して、67.0−53.0−39.4をマーク。手先の軽い走りが戻り、全身がバネ。
ラムラタ産駒に共通する気性の難しさもまったく見せなかった。ここまで鉄砲は3戦2連対と久々OK。以前よりタメも利くようになっており、好〜中位でじっくり構えて一気に抜け出してくる。