「第133回中山大障害・JGI」(芝4100m)は25日、中山10Rに12頭で争われ、中団を追走した10番人気の
バシケーンが、ゴール前の叩き合いを制し、JGI初制覇。勝ちタイムは4分46秒1。鼻差の2着は4番人気の
タマモグレアー。3着には5番人気の
マイネルネオスが入った。1番人気の
トーワベガは10着に敗れている。
「あんなにいい脚を使ってくれるなんて。びっくりしました」。デビュー10年目で初めて獲得したGIタイトルに「ずっと乗ってきたこの馬で勝てたことが本当にうれしい」と、簑島は顔をクシャクシャにして喜んだ。
99年開業の高橋義師もまた、平地を含めて初の勲章となった。髪の毛を後ろで束ねている姿がトレードマークでもある師は、重賞を勝てば“断髪式”を行うことを以前から周囲に公言。「年内か、年明けか。オーナーに来てもらって“実行”します」と、こちらも満面の笑みで喜びに浸っていた。
提供:デイリースポーツ