15日、東京競馬場で行われたダイヤモンドS(G3・芝3400m)は、渡辺薫彦騎手騎乗の2番人気ナムラサンクス(牡5、栗東・松永善晴厩舎)が府中の長い直線を鋭く伸び快勝、重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは3分31秒9(良)。2着には道中最後方待機していた3番人気ミッキーベル、3着には6番人気タニノエタニティが入った。なお1番人気のエリモシャルマンは9着だった。
勝ったナムラサンクスは父サクラチトセオー、母テンザンナイーブ(その父スルーザドラゴン)という血統。前走は万葉S(OP・3000m)を制し、長距離戦での適性を見せていた。通算34戦7勝。
鞍上の渡辺薫彦騎手はナリタトップロードで勝った02年の阪神大賞典(G2)以来の重賞制覇となった。