98年にジャックルマロワ賞(仏G1)を勝ち、同年の年度代表馬に輝いたタイキシャトル(牡10、父Devil's Bag)の半弟タイキファイヤー(牡7、父Miswaki)が、今春から浦河・イーストスタッドで種牡馬入りすることになった。
同馬は父Miswaki、母ウェルシュマフィン(その父Caerleon)という血統。兄タイキシャトルはジャックルマロワ賞の他にも安田記念、マイルCS(2回)、スプリンターズSなどを勝ち、種牡馬入り後もウインクリューガー(NHKマイルC)、メイショウボーラー(デイリー杯2歳S)などを出す注目の存在。自身は競走馬としては4戦2勝に終わったが、3歳時11月のデビュー戦(福島ダート1700m)では2着に6馬身差をつけ圧勝するなど、良血馬らしく素質の片鱗は見せていた。