3億円サンデー産駒の厩舎決定

2004年02月17日 19:26

 03年のセレクトセールにおいて、3億3000万円で関口房朗氏に落札されたセトフローリアンIIの03(父サンデーサイレンス)の管理調教師に、池江泰寿(やすとし)師(栗東・35歳)が選出された。

 同馬は父サンデーサイレンス、母セトフローリアンII(その父Bellotto)という血統で、全兄タイガーカフェは02年の皐月賞(G1)でノーリーズンの2着に入った活躍馬。03年のセレクトセールで、国内セリ史上3番目の高額で落札されていた。

 国内外を問わず同馬の管理調教師を公募した関口氏は今回の決定に関して、「12月末の応募締め切りから1ヶ月半、熟考を重ねました。日本人として日本競馬の活性化を願う立場から、内国産馬の振興、人材の底上げ、真の国際化、固定観念の打破という原点に立ち返り、国内の若手調教師のチャレンジ精神に賭けることを選択した次第です」と語っている。

 選出された池江泰寿調教師は03年に調教師免許を取得、04年4月から開業予定の35歳。父である池江泰郎調教師の元で調教助手としてゴールドアリュール(フェブラリーS)などの名馬に携わってきた。

 なお、同馬以外にもシアトルデライターの03(牡1、父サンデーサイレンス)など、3頭の1歳馬についても調教師公募を行っており、こちらも調教師が決まり次第発表される予定。

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