正式にゴーサインが出た。回避予定から一転して出走に踏み切った{horse=2007103143:ルーラーシップ}は、栗東CWで3頭併せ。素軽い動きを披露して、万全の仕上がりをアピールした。
ハロー(馬場整備)明け直後に僚馬ステージプレゼンス(4歳1000万下)とテーブルスピーチ(4歳1000万下)を引き連れて登場。3頭併せのインに取りつき、しまい重点に脚を伸ばした。引っ張り切れないほどの手応えで進み、軽く仕掛けた程度でシャープに反応。重賞ウイナーの貫禄を見せつけ、きっちりと最先着を果たした。
タイムは6F83.4-38.8-12.3秒。清山助手は「ハロー明けとはいえ、けさはフワフワして負担のかかる馬場状態。それでも、脚を取られることもなく、しっかりと走っていました」と動きの良さに納得。激しい戦いとなった有馬記念から中2週のローテにも「上積みはどうかも、高いレベルで安定している」と好調キープを強調した。
ハンデ56・5キロは「実績を考えれば、少し見込まれた気もする」としながらも「素質の面では負けている気がしない」と同世代へのライバル心もチラリ。リスポリとの新コンビで今季初戦を制し、勢力図を塗り替えるつもりだ。
提供:デイリースポーツ