マチカネニホンバレは美浦坂路を15-15で流したあとの2本目に、僚馬
ピサノエミレーツ(AJCC出走)と併せ馬を行い、4F51.1-37.8-13.1秒のタイムで並入した。「最後まで楽(な手応え)だったね」と藤沢和師は満足そうな表情でうなずく。栗東入厩で臨んだ5カ月ぶりの前走・ベテルギウスSは、過去最高体重となる544キロ。「前々走で9キロ減っていたとはいえ、プラス23キロは増え過ぎ。今回はすっきりするだろう」と確実に良化が見込めそうだ。09年エルムS以来、2度目の重賞Vを飾り賞金を加算。自身初挑戦となる、GIの舞台へ名乗りを上げる。
池江寿勢の2頭は栗東坂路で併せ馬。馬体を並べて駆け上がり、ともに動きは上々。4F53.2-39.3-12.8秒の
インバルコに、池江寿師は「ケイコでは動かない馬だし、引き続きいい状態で出せる」と好感触。調教にも騎乗予定だったリスポリが体調不良で欠席。「レースまでにコンディションを整えてもらえれば」と気遣った。また、4F53.0-39.2-12.8秒の
バトードールは「前走でジョッキーがあきらめずに追ってくれた。
インバルコに能力は引けを取らないし、変わってくれたら」と巻き返しを期待した。
提供:デイリースポーツ