26日、川崎競馬場で行われた第60回川崎記念(4歳上、交流GI・ダート2100m、1着賞金6000万円)は、戸崎圭太騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.0倍)フリオーソが、道中終始先頭でレースを進めると直線では後続を突き放し、3番人気メイショウタメトモに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分14秒2(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には2番人気ボランタスが入った。
フリオーソは08年、09年、10年の川崎記念でいずれも2着に敗れており、4度目の挑戦で同レース初制覇を果たした。また、交流GIは昨年の帝王賞に続く5勝目となり、地方所属馬としてはアジュディミツオーが持つ史上最多タイ記録に並んだ。
【戸崎圭太騎手のコメント】
「(圧倒的人気で)プレッシャーは感じていましたが、負けないと思って乗りました。(逃げの形になったが)先生からも指示がありました。フリオーソならスタートも一番に出ていくと思ってました。7歳ですが強い競馬をしてくれましたし、まだまだ活躍して、今年も年度代表馬になれるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」
【勝ち馬プロフィール】
◆フリオーソ(牡7)
父:ブライアンズタイム
母:ファーザ
母父:Mr. Prospector
厩舎:船橋・川島正行
通算成績:33戦10勝(うちJRA4戦0勝、重賞8勝)
主な勝ち鞍:08、10年帝王賞、07年ジャパンダートダービー(交流GI)、06年全日本2歳優駿(交流GI)など
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。