14日、中京3R・3歳未勝利(芝1800m)で、柴原央明騎手騎乗のグローリアスデイズ(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)が勝ち、サンデーサイレンス産駒はJRA通算1800勝を達成した。
サンデーサイレンス(1986年生まれ)は父Halo、母Wishing Well(その父Understanding)という血統で、89年の米クラシック戦線ではケンタッキーダービー(米G1)、プリークネスS(米G1)を制し、最後のベルモントS(米G1)はライバルのイージーゴア Easy Goer(父Alydar)の2着に敗れ惜しくも三冠達成はならなかったが、BCクラシック(米G1)ではEasy Goerを退け優勝し、同年の米年度代表馬に輝いた。
通算14戦9勝という成績を残し、90年に種牡馬として日本に輸入されてからは、初年度産駒からフジキセキ(94年朝日杯3歳S)、ジェニイン(95年皐月賞)、タヤスツヨシ(95年日本ダービー)、ダンスパートナー(95年オークス)など多くの名馬を輩出。昨年も、スティルインラブ(03年桜花賞、オークス、秋華賞)、ネオユニヴァース(03年皐月賞、日本ダービー)などの活躍馬を出し、史上初の年間300勝(302勝)を達成するなど、95年から03年までJRAサイアーランキングトップに君臨している。なお、サンデーサイレンスは02年8月19日に亡くなっており、現1歳が最後の世代。