3日夜、97年の2冠馬サニーブライアンが、余生を送っていた北海道浦河町の優駿ビレッジAERUで病気のために死亡した。17歳だった。
同馬は、父ブライアンズタイム、母サニースイフト(母の父スイフトスワロー)という血統。11番人気(単勝51.8倍)で出走した97年皐月賞(GI)、6番人気(単勝13.6倍)で出走した97年日本ダービー(GI)を制し、10戦4勝の成績を残した。
現役引退後、98年から北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となり、07年に引退するまでにカゼニフカレテ(愛知杯-GIII)、グランリーオ(中日新聞杯-GIII)の重賞勝ち馬を送っている。