3戦無敗。圧倒的な強さで阪神JFを制し、2歳女王に輝いた{horse=2008103374:レーヴディソール}の始動戦に注目だ。雪が舞うなか、金曜の朝は3歳牝馬では唯一のGI馬を表すゼッケンでDPへ。ゆったりした周回ながらも軽快なフットワークで、さすがの存在感を示した。「おとなしい馬。落ち着きがあって、扱いやすい。(追い切り後も)変わらずきているよ。レースはジョッキーに任せるだけだが、使う以上は結果を出さないと」と松田博師にトライアルの意識はない。
阪神JF3着で栗東滞在中の関東馬{horse=2008104574:ライステラス}は、坂路でラスト1Fを14.0秒と伸ばした。小山助手は「雪を嫌がるところがあるので遅めの時間帯に乗った。阪神を意識し、ためて加速するイメージ。いい感じできています」と調整に狂いはない。同じく栗東滞在で臨むデイリー杯クイーンCの5着馬{horse=2008110046:メーヴェ}は角馬場からBで調整。「前走は勝ち馬が強かったが、しっかりと脚を使っている。血統背景からも芝のこれくらいの距離が合うと思う」と佐藤調教厩務員は楽しみにする。
エルフィンS4着の{horse=2008103145:ケイティーズジェム}は、角馬場からCWへ。しまいだけ加速した。「使ってきているので、いい意味で平行線。強い馬はいるが、最後の直線でアドバンテージを取るレースができるか。権利を獲得して本番に向かいたい」と上村助手。
提供:デイリースポーツ