ヒカルアマランサスは栗東DPで
ミッキーオーラ(3歳未勝利)と併せ馬。岩田を背に、1.2秒追走する形から直線一杯に追われると、力強いフットワークで僚馬を圧倒した。6F79.3-36.5-11.2秒をマーク。馬体を併せたのも一瞬で、エンジンの違いを見せつけて、2馬身ちぎった。
池江郎師の定年引退による、転厩後初となるレース。管理する高野師が「素晴らしかった。先週よりもうひとつ良くなっている」と手応えを口にすれば、またがった岩田も「しまいを伸ばす調教でしたが、反応が良かった。素直な馬」と高く評価した。前厩舎時から同馬を担当する川辺助手らの支えが身を結び、環境の変化に順応。本来の実力を出せる態勢は整っている。
調教師デビュー戦(6日小倉1R)は
ホクザンヴィリルの6着。初勝利は今週以降に持ち越しとなったが、それを重賞で決める可能性も十分だ。「預けてくれたオーナーには本当に頭が下がるし、その期待に結果で応えたい」と高野師。重賞Vで、厩舎の光り輝く歴史の扉を開ける。
提供:デイリースポーツ