フォーエバーマークは輸送考慮で軽めの調教/フィリーズレビュー

2011年03月10日 12:03

 {horse=2008103048:フォーエバーマーク}の最終追いは、美浦Pでウルトラファイン(3歳500万下)、オメガローズマリー(3歳未勝利)の同僚2頭を追走する形でスタート。関西への輸送も考慮して、実質半マイルだけ時計になる軽めの内容となった。

 4角で最内にもぐり込むと、いつでも抜け出せそうな勢いを鞍上が引っ張って押さえつつ、そのまま馬体を並べてゴール。それでもラスト1Fは11.6秒の鋭さだ(全体時計は4F52.6秒)。「やり過ぎず、遅過ぎず、最後の反応を見る予定通りの内容ですね。脚さばきもスムーズだったし、アクセルを踏んでいたら突き抜けていたでしょう」。矢野英師は満足げに振り返る。

 前走のクロッカスSは牡馬相手に楽々と逃げ切り。控える競馬となった昨年暮れの阪神JFが不完全燃焼だっただけに、ここも持ち味を生かすべく、逃げ戦法を貫く構えだ。

 {horse=2008102959:モアグレイス}は栗東で酒井を背に坂路追い。4F51.1-37.2-12.0秒と、この日3番目に速い時計をマークした。「動いたね。自己ベストじゃないかな。力をつけているし、夏とは違う馬になっている。成長期に放牧に出したのがプラスになっている」と西園師は満足げ。前走は逃げ切ったが「ハナにこだわらない。どんな競馬でもできる」と連勝を狙っていた。

提供:デイリースポーツ

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