「第59回中京記念・GIII」(芝2000m)は20日、小倉11Rに16頭で争われ、好位のインを追走した2番人気の
ナリタクリスタルが、馬場の真ん中を鮮やかに突き抜けて2馬身半差で快勝した。勝ちタイムは2分00秒0。8番人気の古豪
シャドウゲイトが2番手から粘り込んで2着、3着には12番人気の
アンノルーチェが入った。
東日本大震災により1週スライドした一戦で、
ナリタクリスタルが重賞2勝目を獲得した。武豊は昨年のこのレース以来、久々の騎乗。「難しい面があるし、泥をかぶると嫌がるので注意をして道中は運んだ。手応え良く4角を回ってこられたし、直線で外めに出してから伸びてくれた。自分(の手綱)で重賞を勝ててうれしい」と会心のVに笑顔だった。
提供:デイリースポーツ