20日、中山競馬場で行われたフラワーC(G3、芝1800m)は、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)ダンスインザムード(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)が、終始2番手から直線余裕を持って抜け出し、2着に1.1/4馬身差つけて快勝。勝ちタイムは1分50秒9(重)。2着には追い込んだ3番人気のヤマニンアラバスタが入り、3着は逃げた5番人気のメイショウオスカル。2番人気のフォトジェニーは13着。

　勝ったダンスインザムードは父サンデーサイレンス、母ダンシングキイという血統で、全兄にダンスインザダーク(96年菊花賞)、全姉にはダンスパートナー(95年オークス・96年エ女王杯)がいる良血馬で、新馬戦、若竹賞に続いて無傷で重賞初制覇を飾った。通算成績は3戦3勝。鞍上の武豊騎手は97年のシーキングザパールに続いて同レース2勝目。管理する藤沢和雄調教師は同レース初勝利で、重賞は通算66勝目。なお、同レースは6年連続の関東馬の勝利となった。