21日、中山12R(4歳上1000万下)でパラダイスシチーに騎乗し1着となった藤田伸二騎手(32、栗東・フリー)はJRA通算1000勝を達成した。史上18人目で、現役では岡部幸雄、武豊、横山典弘、柴田善臣、松永幹夫、蛯名正義に続き7人目。デビューから13年19日の達成は、武豊騎手(8年4ヶ月22日)に次いで史上2番目のスピード記録。
同騎手は91年にデビュー。同年の最多勝利新人騎手に輝いて以来、デビュー年から14年連続重賞勝ちを続けており、重賞は92年エリザベス女王杯(タケノベルベット)、96年日本ダービー(フサイチコンコルド)、97年有馬記念(シルクジャスティス)、99年高松宮記念(マサラッキ)、00年オークス(シルクプリマドンナ)、01年朝日杯フューチュリティS(アドマイヤドン)、02年高松宮記念(ショウナンカンプ)、宝塚記念(ダンツフレーム)などG1・8勝を含む60勝。今年は21日終了時点で34勝と、騎手リーディングでは武豊騎手に次ぐ2位につけている。