4番人気の
サンカルロが、メンバー最速の末脚(上がり3F33.3秒)で2着に突っ込んだ。ゴール前で馬群を割って伸びたが、勝ち馬までは届かなかった。吉田豊は「故障馬の影響もあったし、位置取りがああなるのは仕方がない。それでも狭いところから伸びてくれたし根性はある。スタートもついていけるようになっているので、千二でもやれそう」と、今後に手応えをつかんでいた。
内でじっくり脚をためた11番人気の伏兵
アーバニティが3着。ゴール前で2着馬にかわされたものの、最後までしぶとく伸びていた。四位は「気合も乗っていた。展開であの位置になったけど、インで我慢して最後もしっかり伸びている。頑張っているよ」とパートナーの労をねぎらった。古賀慎師も「千二、千四なら力を出してくれる」と健闘ぶりに笑顔だった。
提供:デイリースポーツ