オークスTR・スイートピーS(東京11R・芝1800m)は、中団で脚をためた2番人気のアカンサス(牝、父フジキセキ、美浦・畠山吉)が1分48秒0のタイムで差し切り勝ち。先に抜け出した1番人気のシシリアンブリーズをゴール前で首差捕らえ、樫の舞台に名乗りを上げた。3着は4番人気のマイネクイーン。上位2頭がオークスの優先出走権を獲得した。
「出遅れたけど、いつもよりは出たから。4角では少し離されたけど、最後にもうひと伸びしてくれたよ」と後藤は愛馬をたたえた。カイ食いの細い小柄な牝馬で、この日はプラス2キロの428キロ。畠山吉師は「減らなくて良かった。レース後に馬体がどれくらい回復するかですね。距離は大丈夫」と先を見据えた。
提供:デイリースポーツ