8日、大井競馬場で行われたマイルグランプリ(南関東G1・ダート1600m、1着賞金4500万円)は、張田京騎手騎乗の3番人気ブラウンシャトレー(牡7、船橋・岡林光浩厩舎)が、道中好位追走から直線逃げ粘る2番人気トーシンブリザードを1馬身捕らえ優勝。勝ちタイムは1分39秒7(良)。2着は逃げ粘ったトーシンブリザード。圧倒的1番人気(単勝140円)に支持されたコアレスハンターは直線伸びきれず3着に終わった。
勝ったブラウンシャトレーは父ナグルスキー、母マルカート(その父ゲイメセン)という血統で、前走の東京シティ盃(南関東G3)に続き重賞2連勝。重賞は00年サラブレッドチャレンジC(交流G3)などに続き通算9勝目。JRAでは、00年すみれS(3歳・OP)2着、02年阪急杯(G3)3着と、ダートだけでなく芝での実績もある。通算56戦11勝(うちJRA18戦0勝)。なお、鞍上の張田京騎手、管理する岡林光浩調教師は、01年にアローセプテンバー(父ダイナガリバー)で同レースを制している。
今回がJRAからの転厩初戦となったベルボクサー(牡7、船橋・出川克己厩舎)は12着に終わり、01年セントライト記念(G2)勝ち馬で船橋に転厩して3戦目のシンコウカリドはレース直前に競走除外となっている。