「第13回東京ジャンプS・J・GIII」(芝3300m)は11日、東京8Rに14頭で争われ、中団から徐々にポジションを上げた8番人気のマジェスティバイオが最終障害の飛越を終えると、内から鋭く伸びて後続に4馬身差をつけて快勝。未勝利戦からの連勝で重賞初制覇を成し遂げた。勝ちタイムは3分40秒4。2着には12番人気のマサノブルース、3/4馬身差の3着には9番人気のビーアウェイクが入り、3連単は258万の高配当となった。なお、1番人気のランヘランバは直線で伸びを欠き、6着に敗れている。
初タイトルもハードルだった。騎手時代に障害戦で輝かしい戦績を収めた田中剛師が、トレーナーとしての初タイトルを手にした。開業2年目での重賞Vに「ホッとしましたね。具合がいいから期待はしていたんです。調教師はひとつ勝つのが本当に大変ですよ」と安どの表情を浮かべた。
提供:デイリースポーツ