中団を追走した2番人気のノーステア(セン、父ゼンノロブロイ、美浦・鹿戸雄)が残り100m過ぎで先頭に立ち、強襲してきた1番人気のルイーザシアターを鼻差退けて連勝を飾った。勝ちタイムは2分31秒4。1馬身半差の3着には3番人気のヒールゼアハーツが入った。
「最後は追い出しを我慢したんですが、前走以上に馬に遊ばれてしまって。久々の前走を使ってシャープにはなっていましたが、このあとは相手が強くなるので、もう少し気持ちが乗ってきてもいい気がします。そういった現状を踏まえても、いい素質を秘めている馬ですよ」と三浦は相棒を褒めた。
鹿戸雄師は「なかなか走るね。ちょっとずるいところを心配していたんだけど、能力的には上にいける馬だと思っていた。今後に関してはオーナーと相談してからだが、体調がいいようなら3歳同士のレース(ラジオNIKKEI賞)に行ってもいいかな」と見通しを語った。
提供:デイリースポーツ