17日に米・ホーソーン競馬場で開催されたナショナルジョッキークラブH(米G3・9f)に、昨年のトラヴァースS(米G1)勝馬テンモストウォンティッド Ten Most Wanted(牡4、父Deputy Commander)が出走。3番手から勝負どころで先頭に立つと後続を突き放し、直線は独走態勢。最後は後続に6.3/4馬身差をつけて圧勝した。
02年のファシグティプトン・コールダーセール出身馬テンモストウォンティッドは、イリノイダービー(米G2)を制して臨んだケンタッキーダービー(米G1・ダート10f)では9着と振るわなかったが、続くベルモントS(米G1・ダート12f)でエンパイアメーカー Empire Maker(父Unbridled)の2着と好走。9月のスーパーダービー(米G2)でトラヴァースSに続いて重賞2連勝を果たした。しかし、本命視されたBCクラシック(米G1・ダート10f)ではまさかの8着に敗退。今季初戦となった2月のニューオリンズH(米G2)でも5着となっていた。次走は5月14日のピムリコスペシャル(米G1)の予定。