夏男マッハヴェロシティが激走ムード/七夕賞

2011年07月06日 12:00

 着順の“振れ幅”が大きくつかみどころのないマッハヴェロシティだが、裏を返せば穴党は特に目が離せない一頭だ。エプソムCのあとは、ここを目標に短期放牧へ。リフレッシュに成功したことは、軽快な動きを見せている中間の攻め気配からも明らかだ。

 前走は発表こそ「良」でも、前日までの降雨で水分を含んだ馬場状態。「パンパンの良馬場じゃないと駄目な馬。でもそんななか、直線で前が詰まって外へ持ち出すロスがありながら(出走馬18頭の)半分は負かしたわけですから」と阿部助手は振り返る。今週末は待望の良馬場、高速決着が見込めそうなのは何よりだ。

 全3勝のうち、夏の新潟で2勝。暑さへの対応力を既に証明しているのは心強い。「中山がいいというイメージはあまりないけど、これまで(2戦だけと)たくさん使っているわけではないからね。ソコソコの位置につけられれば」と武藤師も前を向く。重賞での2度の連対は7、10番人気。大穴メーカーに一発激走のムードが漂っている。

 タッチミーノットはここ2走、大阪杯と新潟大賞典がともに小差の6着。「前走は直線に向いて一気に脚を使い過ぎた。大阪杯の感じなら(首差だった)キャプテントゥーレとはハンデ差もあるし、負かせるかも」と柴崎師。「入厩当初からGIIIは勝てると思っていた馬。自分を納得させる意味でも頑張ってほしいね」と強気だ。

提供:デイリースポーツ

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。