マキャベリアン、種牡馬休業へ

2004年04月22日 15:49

 英国・ダルハムホールスタッドで繋養されている種牡馬マキャベリアン Machiavellian(牡17、父Mr. Prospector)が、右前脚に蹄葉炎を再発していることが判明、種牡馬生活から離れることになった。復帰の時期は未定。

 同馬は現役時代、2歳時のデビューから4連勝でモルニ賞(仏G1・芝1200m)、サラマンドル賞(仏G1・芝1400m)に勝ち、89年仏2歳チャンピオンに選ばれたが、90年英2000ギニー(英G1・芝8f)では1番人気ながらチロル Tirol(父Thatching)の2着に敗れ、続く愛2000ギニー(愛G1・芝8f)でもチロルの4着。同年8月のモーリスドギース賞で1番人気で5着に敗れたのを最後に、7戦4勝で種牡馬入りした。

 種牡馬としては大活躍で、主な産駒には99年ドバイワールドC(首G1・ダート2000m)などを制したアルムタワケル Almutawakel、02年に同レースなどを制したストリートクライ Street Cry、02年英チャンピオンS(英G1・芝10f)などを制したストーミングホーム Storming Homeなどを輩出している。日本での産駒には、95年クリスタルC(G3・芝1200m)を制したコクトジュリアンらがいる。今月15日から2日間開催されたタタソールズ・2歳ブリーズアップセールの初日でも、産駒がこの日3番目の価格・190,000ギニー(約3750万円)で落札されていた。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。