02年フェアリーS(G3)2着の実績を持つ
ソルティビッド(牝4、美浦・国枝栄厩舎)が、21日付けでJRA競走馬登録を抹消された。今後については未定。
ソルティビッドは父Salt Lake、母Piper Piper(その父Spectacular Bid)という外国産馬で、近親には01年アーリントン
ワシントンフューチュリティ(米G2)2着の
It'sallinthechase(父Take Me Out)がいる。同馬は、札幌競馬場でデビュー(ダート1000m・2着)し、2戦目の新馬戦(ダート1000m)で2着に4馬身差を付けて初勝利を挙げた。続くすずらん賞(OP)では後に03年クイーンS(G3)を制した
オースミハルカらを退けて勝利。ファンタジーS(G3)5着を挟んだ阪神JF(G1)では
ピースオブワールドの17着に終わるも、中1週で臨んだフェアリーS(G3)では
ホワイトカーニバルの2着に入っていた。明け3歳初戦の菜の花賞(OP)も制した後は勝ち星に恵まれず、今年3月のオーシャンS(OP)14着が最後のレースとなった。通算12戦3勝(地方2戦0勝)。