好位に位置していた8番人気のクリッピングエリア(牝、父シンボリクリスエス、美浦・宗像)が、好スタートを切って逃げた4番人気のフライングバルーン(3着)をゴール直前で差し切り、デビュー勝ち。勝ちタイムは1分36秒3。首差の2着には2番人気のマイネルディーンが入った。なお、1番人気のレッドロブレスは12着に敗れている。
「2着馬が迫ってきたら、もう1度ハミを取って伸びてくれた」と手綱を取った田中勝が振り返れば「使ってからだと思っていた。センスがいい」とは宗像師。05年中山牝馬Sを制したウイングレットを半姉に持ち、今後が楽しみな素材。次に見据える新潟2歳Sへ上積みは大きそうだ。
提供:デイリースポーツ