好位からセンスのある走りで差し切り勝ちを決めた
ニシノカチヅクシ。「新馬らしからぬ内容で勝ち上がってくれたし、時計も標準以上。3番手から馬込みを割って伸びてきた点は評価できると思う」と田所師は満足げ。1週前追い切りは、函館Wで5F67秒6-13秒1(一杯)。決して脚は上がっていないが、2歳馬同士の追い比べで後れを取った。ただ、デビュー前の攻めでも動きは目立たなかっただけに、実戦向きのタイプとみていいだろう。「前走後はラベンダー賞をパスして、ここ一本に絞って調整してきた。自信を持って送り出せる状態です」と、出来の良さに太鼓判を押した。
2走目の未勝利戦を余力十分の手応えで差し切った
アイムユアーズ。「いい勝ち方を見せてくれたが、その後に疲れが出たのでいったん放牧へ出した」と手塚師は話す。1週前追い切りでは、函館ダートで5F68秒8-13秒1(馬なり)をマーク。軽快な脚さばきで体もふっくらと見せており、気配は良好だ。「前走と同じような出来で臨めれば、今回も好勝負に持ち込むことが可能だと思う。そういった意味でも、状態面がカギになるでしょうね」と回復具合を気にしていた。
提供:デイリースポーツ