コスモメガトロン、特別な場所でのV目指す/函館2歳S

2011年08月04日 11:58

函館Wで迫力に満ちた動きを見せたコスモメガトロン

 圧巻の走りだ。新馬戦を好タイムで勝ったコスモメガトロンは、函館Wで躍動感あふれる動きを見せた。リックラヴ(3歳未勝利)を5Fで1秒6差と大きく追走し、最後は1秒2差先着。時計は5F67秒8-38秒6-12秒4だったが、3歳馬を子ども扱いするダイナミックなパフォーマンスを披露した。

 「先週追ってから、ガラリと良くなった。ここまで思い通りの調整ができているし、何の不安もない」。デビュー前からケイコをつけてきた丹内は、パートナーのたのもしい成長ぶりに目を細める。見守った清水英師も「満足できる動きだったね。自信を持ってレースへ臨めるよ」と出来の良さを強調。重賞Vへ向けて態勢は万全だ。

 ジョッキー&トレーナーにとって、ともに函館は特別な場所だ。函館競馬場の近くで生まれ育った丹内にとって、地元で重賞を勝ちたいという気持ちは強い。また、清水英師も函館には強い思い入れがある。96年夏。当時、他厩舎の助手ではあったが、函館記念に出走するマイヨジョンヌの調教の手伝いをしていた。結果は1位で入線しながら、斜行により4着へ降着。「丹内は地元だし、ボクにとっても函館の重賞でスカッと決めたい」と指揮官はひと一倍“勝利”に意欲を燃やす。

 デビュー戦の1分9秒7は、函館芝1200mで行われた新馬戦で歴代最速タイム。スケールはかなり大きく、その名の通り、メガ級の走りで世代最初のタイトルを奪い取る。

提供:デイリースポーツ

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