重賞初Vに向け
タガノロックオンが栗東CWで加速した。手綱とステッキで送られた
サインに応え、四肢を大きく伸ばしフィニッシュ。5F66秒4-37秒5-12秒8と上々の時計をマークした。「時計は速かったみたいだが、無理はしていない。良かったよ」と目黒助手。初の左回りも調教ではこなしており、こちらも「感じはいい」と不安はうかがえない。ここまで先行力を発揮した形もあれば、差す競馬でも進境を見せた。「攻め馬は大丈夫」と締めた言葉が期待感の表れ。初のGタイトルは射程圏に入っている。
オープン馬を相手に栗東坂路を躍動した。
レックスパレードは併せ馬で4F53秒7-38秒7-12秒6。蹴り上げたチップが力強さを物語った。安藤助手は「もまれた経験がないので後ろから追いかける形で。いい追い切りができた。まだ競馬が雑なところがあるが、それだけ伸びしろがあるということなので楽しみ」とダートでは2戦無敗の素質馬に期待感を抱く。
提供:デイリースポーツ