2番人気の持ち込み馬キズマ(牡、父ディスクリートキャット、栗東・白井)が、センス溢れるレース内容でデビューV。好位の外めからスムーズな競馬で楽々と押し切った。勝ちタイムは1分22秒5。1馬身半差の2着は中団から伸びた7番人気のマイネルスパイス、さらに半馬身差の3着は3番人気ラグジュリアが確保した。1番人気のジュエリストは中団追走から伸びを欠き、4着に終わっている。
「ケイコをしっかり積まれていたので操縦がしやすくて、とにかく乗りやすかった。仕上がりの良さと立ち回りのうまさで勝てました」と蛯名。直線で外から楽々と抜け出したレースに「きょうの内容ならマイルまでは持つけど、本質的には短いところの馬かもしれない」と先々の展望を描いていた。
提供:デイリースポーツ