マイネルファルケは前走の関屋記念が12着。ハナを切ったものの、最後の直線で失速。萱野師は「競馬が淡泊になってきたからね」と苦笑いを浮かべる。ただ前回は7カ月ぶりの一戦。叩いた上積みが期待できる。「動きはこの前よりも良くなっているよ。効果が見られないのでブリンカーは外す」。マイペースならうるさい存在になる。
メイビリーヴは前走の朱鷺Sで2着。ラストまでジリジリとしぶとく伸びた脚が印象的だった。「古馬になって少し我慢が利くようになった。中山のマイル戦には適性があると思うし、53キロのハンデもいいね」と松山康師は笑顔で話す。「夏場は強い馬で、前走と変わらず状態はいいよ」。軽ハンデの6歳牝馬が、一発を狙っている。
提供:デイリースポーツ