サンカルロは美浦坂路で
メジロカトリーヌ(4歳500万下)を5馬身追走。楽な手応えで差を詰め、4F56秒2-37秒1-11秒7で並入した。「動きは良かったです。体は自分でつくるから心配はない。休み明けから力を出せる態勢です」と吉田豊。3か月ぶりの実戦でも太め感はなく、反応はシャープだ。
「本番もあるから目いっぱいではないが、初戦としてはいい出来。夏場に太くならなかったからな。思ったよりもできている」と大久保洋師。あくまで今回は前哨戦。順調に調整を積みつつ、伸びしろも多少残した理想的な形に仕上がった。とはいえ、結果を出せば当然、本番への期待はより膨らむ。「阪神は走る。香港の2頭は怖いが、いい競馬を」。悲願のGI制覇へ好スタートを切る。
エーシンホワイティは北村友を背に栗東坂路へ。追い出されると鋭く反応し、スムーズな脚さばきで駆け上がった。4F52秒1-37秒6-12秒3。2週続けて感触を確かめた鞍上は「動きは良かった。時計も理想的。何とかひと安心ですね。歩様の硬さがほぐれ、体も絞れて先週よりは良くなっていました」と重賞2勝目へ手応えをつかんでいた。
提供:デイリースポーツ