12日、01年グランシャリオC(交流G3)を制した
イシヤクマッハ(牡6、栗東・田所秀孝厩舎)が、JRA競走馬登録を抹消された。今後については未定。
イシヤクマッハは、父アフリート、母ヴェルシエンカ(その父Nijinsky)という血統で、近親には87年仏2000ギニー(仏G1)や88年ジュライC(英G1)などG1通算5勝を挙げ、95年から日本でも供用されているソヴィエトスター(牡20、父Nureyev)がいる。
00年札幌(芝1000m)でデビューし、5戦目(ダート1800m)で初勝利を挙げ、翌年の端午S(OP)快勝と着実に力をつけていった。ジャパンダートダービー(交流G1)は5着に終わったが、続くグランシャリオC(交流G3)をレコードタイムで勝利し初重賞制覇。10月のエニフS(OP)では3歳ながら古馬勢を破るなど、ダート路線での今後の活躍が期待されたが、その後は勝ち星には恵まれなかった。03年8月の阿蘇S(OP)14着が最後のレースとなった。通算成績は36戦5勝(地方6戦1勝)。