15日、京都競馬場で行われた葵S(3歳OP・芝1400m)は、四位洋文騎手騎乗の6番人気マイネルゼスト(牡3、美浦・高橋裕厩舎)が、これまでの先行策から一変、中団待機から直線外に持ち出すと、先に抜け出した圧倒的1番人気(単勝160円)ムーヴオブサンデーをアタマ差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分21秒5(良)。3着は逃げた3番人気ナムラビッグタイム。2番人気トーセンアルタイルは最後方待機から直線追い込むも4着に終わった。
勝ったマイネルゼストは、父トワイニング、母は92年桜花賞4着のフリークフィールド(その父アンフィールド)という血統。昨年の朝日杯FS(G1・芝1600m)では8着に終わったが、続くジュニアC(OP)を逃げ切り勝ち。その後は3戦続けて重賞に挑戦するも先行して7、10、6着に終わっていた。通算11戦4勝。