好位を追走した4番人気のプールマシェール(牡、父ジャングルポケット、栗東・村山)が直線で内から抜け出し、1分49秒3のタイムでデビュー戦を快勝した。1馬身差の2着は3番人気のピュアソウル、さらに1馬身1/4差の3着には断然の1番人気ダノンムーンが入った。なお、2番人気のエイシントラベラーは9着に敗れている。
川田は「幼さを前面に出していた。その点が解消されればさらに良くなる」と辛めの評価だが、村山師は「スタミナのある血統なので来年のクラシックに乗せたい」と笑顔。今後はエリカ賞(12月11日・阪神)からラジオNIKKEI杯2歳S(12月24日・阪神)を目標に調整される。昨年のダービー馬エイシンフラッシュの半弟ダノンムーンに騎乗した岩田は「追い切りはすごかったけどね。エンジンのかかりが遅かった感じ」と振り返った。