日本産Fペガサス産駒、2戦目で初勝利

2004年05月17日 12:19

 現地時間16日、愛国・ゴーランパーク競馬場で行われたメイドン(未勝利)レース(芝7f)で、父フサイチペガサス Fusaichi Pegasusの日本産馬ワザリングハイツ Wuthering Heights(牡2、愛・A.オブライエン厩舎)が、J.A.フェファナン騎手騎乗で2着に短頭差をつけ、2戦目にして初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分28秒6(良)。

 ワザリングハイツは、父が00年ケンタッキーダービー(米G1)を制したフサイチペガサス、母ジュエルドクラウン(その父Seattle Slew)という血統で、半姉は97、98年エンプレス杯(交流G2)を制したシルクフェニックス(父アジュディケーティング)、近親には84年度米2歳チャンピオンのChief's Crownがいる。同馬は03年1月7日に米国に輸出されその後愛国に渡り、先月25日のデビュー戦は7頭立ての7着に終わっていた。通算2戦1勝。

 また、 現地時間15日、英国サースク競馬場で行われたメイドン(未勝利)レース(芝12f)に、サンデーサイレンス産駒サンデーシティ Sunday City(牡3、英・D.ローダー厩舎)が出走したが、頭+3/4馬身差の3着に惜敗した。勝ったのはポートレイトオブアレディ Portrait Of A Lady(牝3)で、勝ちタイムは2分34秒7(良)。

 サンデーシティは、父サンデーサイレンス、母ダイアモンドシティ(その父Mr. Prospector)という血統で、姉兄にサマーナイトシティ(父エリシオ、現3勝)、シティースケイプ(父ノーザンテースト、2勝)、近親には79年プリークネスS(米G1)を制したAloma's Rulerがいる。01年セレクトセールにおいて8700万円で落札され、現在のオーナーはS.モハメド殿下。通算1戦0勝。

 同じく英国サースク競馬場で行われた芝8f戦に、4月のデビュー戦(芝7f)を勝利した日本産馬ダボリン Davorin(牡3、英・D.ローダー厩舎)が出走したが、7頭立ての6着に敗れた。勝ったのはアテューン Attune(牝3)で、勝ちタイムは1分41秒2(良)。

 ダボリンは、父ウォーニング、母アルヴォラ(その父Sadler's Wells)という血統。全兄は、99年モーリスドギース賞(仏G1)、スプリントC(英G1)などを制し、00年安田記念ではフェアリーキングプローンの2着に好走したディクタット(牡9)。通算2戦1勝。

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