6日、東京競馬場で行われた第49回アルゼンチン共和国杯(3歳上ハンデ、GII・芝2500m)は、安藤勝己騎手騎乗のトレイルブレイザー(55kg)が、中団追走から直線半ばで先頭に立つと、外から追い込んだ1番人気オウケンブルースリ(58.5kg)の追撃を1.1/4馬身抑え優勝した。勝ちタイムは2分31秒5(良)。さらに3馬身差の3着に8番人気カワキタコマンド(55.0kg)が入った。
勝ったトレイルブレイザーは重賞初制覇。春には目黒記念4着、宝塚記念(GI)8着など重賞レースに出走。約4か月ぶりの前走・古都S(1600万下)は2着に敗れていた。
なお、管理する池江泰寿調教師は、菊花賞(GI、オルフェーヴル)、天皇賞・秋(GI、トーセンジョーダン)に続く3週連続重賞制覇で、このレースはトーセンジョーダンで勝った昨年に続く2連覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆トレイルブレイザー(牡4)
父:ゼンノロブロイ
母:リリオ
母父:フォーティナイナー
血統:叔父にシーロ(リュパン賞-仏G1などG1・3勝)
厩舎:栗東・池江泰寿
通算成績:16戦5勝(重賞1勝)
主な戦績:11年目黒記念(GII)4着