トレイルブレイザー「まだ奥ある」/アルゼンチン共和国杯

2011年11月07日 12:00

アルゼンチン共和国杯を快勝したトレイルブレイザー(中)

「第49回アルゼンチン共和国杯・GII」(芝2500m)は6日、東京11Rに18頭で争われ、中団を追走した3番人気のトレイルブレイザーが息の長い末脚を駆使して重賞初制覇を達成。勝負どころで手応え良く進出し直線半ばで抜け出すと、1番人気のオウケンブルースリの追撃を1馬身1/4差で封じた。勝ちタイムは2分31秒5。さらに3馬身差の3着には8番人気のカワキタコマンドが入った。

 安藤勝は横綱相撲と言える勝ちっぷりに驚きの声を上げる。「自分でもビックリするぐらいに強かった。目黒記念(4着)で乗せてもらった時、最後モタモタしてたから、きょうは手応えがあるうちに動こうと。最後も見た目以上に余裕はあったよ」と能力に脱帽。さらに「まだ奥がありそう」と伸びしろも強調した。

「アンカツさんは自信を持って乗っていたね。休み明けを叩いて馬も良くなっていた。まだ歩様が硬いから、次はもっと良くなる」と池江師も、今後の飛躍に手応えをつかむ。

 今後は香港ヴァーズ(12月11日・シャティン、芝2400m)を大目標とし、間にジャパンC(27日・東京)を挟む可能性もある。前田幸治オーナーから「有馬はぎょうさん(出走馬が)おるからな。香港か?」とちゃかされるほどにタレントがそろう池江厩舎。国内外問わず、GI戦線を席巻する。

提供:デイリースポーツ

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