凱旋門賞馬のデインドリームが来日(撮影:村田利之)
27日に東京競馬場で行われるジャパンC(GI)に出走予定の凱旋門賞馬デインドリーム(ドイツ)、同2着のシャレータ、カナディアンインターナショナル(加G1)を制したサラリンクス(共にフランス)が、輸入検疫のため、成田空港経由で競馬学校国際厩舎(千葉県白井市)に到着したと、16日にJRAが発表した。
デインドリームは自国厩舎から30時間程度、サラリンクスおよびシャレータは自国厩舎から17時間程度の輸送だった。
・デインドリーム Danedream(牝3)
イルケ・ヒルデブランド(Ilke Hildebrand)調教助手の話
「長時間の輸送となりましたが体調は良好です。今後の調教ですが、明日は角馬場で体をほぐす程度になるでしょう。追い切りはレースまでの間に一度はやる予定ですが、いつやるかはまだ決めていません」
・サラリンクス Sarah Lynx(牝4)
ケイト・ブラッドリー(Kate Bradley)調教助手の話
「輸送後もよく飲みよく食べ、とてもよい状態です。今後の調教は、調教師と連絡をとりながら毎日決めていきますが、明日は馬場入りせずに厩舎周辺での運動に留める予定です」
・シャレータ Shareta(牝3)
ジャン・ミッシェル・ロークス(Jean-Michel Roux)調教助手の話
「順調に輸送をこなせたようです。とてもおとなしくしています。今後の調教は、馬の体調に合わせて決めていきますが、明日は馬場入りしない予定です」