メトロポリタンH、アゼリ、ファニーC惨敗

2004年06月01日 12:54

 現地時間31日、米国・ベルモントパーク競馬場で行われたメトロポリタンH(米G1・ダート8f)は、A.ソリス騎手騎乗の2番人気ピコセントラル Pico Central(牡4、米・H.ロボ厩舎)が、2番手追走から逃げるストロングホープ Strong Hopeを直線で突き放し、2着ボウマンズバンド Bowman's Bandに3/4馬身差をつけて勝利した。勝ちタイムは1分35秒47(良)。1番人気ストロングホープ Strong Hopeは3着。02年の米年度代表馬アゼリ Azeriは3番手追走で直線手前から徐々に後退しブービーの8着。昨年の米2冠馬ファニーサイド Funny Cideは4番手から伸びず5着に終わった。

 勝ったピコセントラルはブラジル産で、父Spend a Buck、母Sheila Purple(その父Purple Mountain)という血統。父Spend a Buckはケンタッキーダービー馬で、代表産駒に米国の牝G1・3勝のアンテスペンド Antespendがいる。日本での活躍馬はタイキフラッシュ、マイアミブリーズなど。母系は8代前に遡るとスピードシンボリ(有馬記念)の母系に繋がる。

 デビュー後03年までブラジルで走り、マジョールサコー大賞、リオデジャネイロ州大賞とブラジルG1を2勝し8戦4勝。04年からアメリカに移籍し、デビュー戦を勝利で飾ると2戦目のサンカルロスH(米G1)も人気薄ながら勝利。続くカーターH(米G1)も1番人気ストロングホープに1.1/4差をつけ勝ち、今回のメトロポリタンH優勝で米移籍後負けなしの4連勝となった。通算成績は12戦8勝。

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