重賞2勝のビービーガルダンが引退、種牡馬入りへ(写真は09年阪急杯優勝時)
JRAは21日、09年キーンランドC(GIII)などを勝ったビービーガルダン(牡7、栗東・領家政蔵厩舎)が、23日(祝・金)付けで競走馬登録を抹消すると発表した。今後は北海道沙流郡日高町の坂東牧場で種牡馬となる予定。
同馬は父チーフベアハート、母オールザチャット(その父Westminster)という血統。4歳時の08年頃に力をつけ、6番人気で出走したスプリンターズS(GI)に臨むと3着に好走。その後、09年阪急杯(GIII)で重賞初制覇を果たし、キーンランドCも制覇。スプリンターズSでは08年3着、09年2着、高松宮記念(GI)では10年2着、11年4着と、スプリントGIで惜敗を繰り返した。今年のスプリンターズSのレース前に放馬し、競走除外になったのが最後となった。通算成績32戦7勝(重賞2勝)。