意欲的に攻められた
ナカヤマナイトが、今季初戦を好発進する態勢を整えた。美浦Wで、僚馬2頭を3秒ほど後方から追走しての直線併せ。柴田善のムチが数発飛ぶとしぶとく最内から並入に持ち込み、5F65秒2-36秒1-12秒7を記録した。
前走後にトモの外傷が判明して楽をさせた分、先週段階では少し重め感があったが、この日は闘志を前面に押し出した走りを披露。「これくらい動ければいいんじゃないか。体を(上手に)使えるようになってきた」と二ノ宮師はうなずいた。また柴田善も「前走(ディセンバーS1着)もいい感じに仕上がっていたが、追い切りの比較をするなら今回の方がいい」と、手応えを感じ取っていた。
09年、10年のAJCC覇者で、昨年の3着馬
ネヴァブションが、同一レース3勝目を狙っている。追い切りは北C。5F65秒2-38秒7-13秒6をマークして、大きく先行した
エアイグアス(6歳1000万下)に並入した。伊藤正師は「大きな変化はないが、前走も久々にしてはある程度の出来に持っていけたからね。問題はないでしょう」と語った。
提供:デイリースポーツ