ルーラーシップ軽快リハ、鞍上福永も納得のデキ/AJCC

2012年01月19日 12:00

福永を背に栗東CWで3頭併せで追い切るルーラーシップ(左)

 飛躍の一年を誓い、軽快に駆けた。ルーラーシップは栗東CWで3頭併せ。前を行くディアデラバンデラ(3歳未勝利)とトパンガ(6歳1600万下)を3馬身後方から追い掛けてスタート。残り3Fで馬体を併せ、最内を突いた直線は鞍上のゴーサインに反応。真ん中の3歳馬に首差、外の6歳馬には1馬身半の先着を果たし、6F85秒1-38秒8-12秒3をマークした。

 感触を確かめた福永が納得の表情を見せる。「追ってからの躍動感が良かった」。3走前の金鯱賞以来、久々に味わうその背の感触に「前は調教でそんなに“いいな”って思う馬じゃなかった。今回はイメージしていたよりもいい走りをしていた」と成長ぶりを感じ取っていた。

 半年ぶりだった前走は強豪ぞろいの有馬記念。それでもメンバー最速の上がりを記録し、4着と健闘した。角居師は「休み明けにしてはいいレース。崩れないですからね」と満足げに振り返る。ドバイワールドカップと、昨年6着に敗れたドバイシーマクラシックに登録済みだが、「行きたいけど、ここを勝っても選ばれる可能性は低い。春の最大目標は宝塚記念。ここもいい結果を」と、まずはこの一戦に全力投球だ。GI奪取へ向けて、重賞3勝馬が好スタートを切る。

提供:デイリースポーツ

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