名古屋優駿、タカラアジュディ初重賞

2004年06月16日 16:53

 16日、名古屋競馬場で行われた名古屋優駿(3歳、交流G2・ダート1900m、1着賞金3000万円)は、丸野勝虎騎手騎乗の3番人気タカラアジュディ(牡3、愛知・角田輝也厩舎)が、一旦は先頭に立ちかけた圧倒的1番人気(単勝120円)のメテオバーストの追撃をクビ差抑えて逃げ切り勝ちを収めた。勝ちタイムは2分01秒3(良)。3着に2番人気スズカオペラ、03年シクラメンS(2歳OP)勝ち馬の5番人気テンザンダンディーは4着だった。

 勝ったタカラアジュディは父アジュディケーティング、母ヒートウェイブ(その父パークリージェント)という血統。03年7月にデビュー(2着)後、2、3戦目を連勝し、続くライデンリーダー記念(笠松・2歳重賞)を3着。JRAでは6戦し、4月11日阪神の3歳500万下(ダート1800m)でフォローザウインドの3着したのが最高。前走・兵庫チャンピオンS(園田・交流G2)ではメイショウムネノリの2着に好走していた。通算成績は12戦3勝(うち重賞2勝、JRA6戦0勝3着1回)。鞍上の丸野勝虎騎手、管理する角田輝也調教師ともに同レース初勝利。なお、同レースは98年から6年連続でJRA所属馬が優勝しており、地元愛知所属馬の優勝は、94年ライフアサヒ以来、10年ぶりとなる。

 今年から交流G2(昨年まで交流G3)に昇格した同レースからはこれまでに、00年アグネスデジタル(牡7)、98年ウイングアロー(牡9)、03年ビッグウルフ(牡4)、99年タイキヘラクレス(セン8)ら多くのG1馬、活躍馬を送り出している。

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