サンシャイン&タムロトップステイなど次走報/栗東トレセンニュース

2012年02月10日 13:00

新馬戦快勝のタムロトップステイ(撮影:井内利彰)

 先週の小倉芝2000mの新馬戦を快勝したタムロトップステイ(栗東・西園正都厩舎)だが「まだ遊びながら走っていましたね。その分、伸びしろも大きいと思いますよ」と西園正都調教師の期待は大きい。騎乗した酒井学騎手も「まだレースだって分からずに走っていましたよ」とコメント。次走は2月25日水仙賞(中山芝2200m)か3月4日アルメリア賞(阪神芝1800m)を予定。デビュー前からCWでの追い切りの動きが目立っていた馬だけに、次走のレース内容次第では牡馬クラシック戦線で楽しみな存在になってくれそう。

 また、クロッカスS7着に敗れて放牧に出ているハクサンムーン(栗東・西園正都厩舎)は「来週には帰厩予定」ということで、3月17日ファルコンS(中京芝1400m)を目指して調整される。

 小倉芝1200mの新馬戦を勝って放牧に出されていたアーベントロート(栗東・笹田和秀厩舎)は2月4日にグリーンウッドより帰厩。「少し飼葉食いの細いところはありますが、レースの頃になれば大丈夫でしょう」と笹田和秀調教師。2月26日3歳500万下(阪神芝1400m)から3月11日フィリーズレビュー(阪神芝1400m)というスケジュールが組まれている。

 先週の京都ダート1800mの未勝利戦を勝ち上がったハギノタイクーン(栗東・松田国英厩舎)は「痛いところがなくなって、強い負荷を掛けて調教できるようになったら結果が出ましたね。勝ち時計(1分55秒0)はこの日の馬場では優秀だと思いますし、間隔を置かずに次を考えています」と松田国英調教師。中1週となる2月19日3歳500万下(京都ダート1800m)が視野に入っている。ここで結果が出るようならトライアル路線も考えられているとのことで「芝は新馬戦で10着でしたが、当時とは状態が違うので」と期待している。

 2月19日3歳500万下には小倉ダート1700mの未勝利線を勝ったワイドクロス(栗東・宮徹厩舎)、先週の3歳500万下で2着したウイニングサルート(栗東・松永幹夫厩舎)なども出走を予定している。

 エルフィンSを勝って桜戦線に名乗りを挙げたサンシャイン(栗東・藤岡健一厩舎)は「遅いペースと感じて前に位置したのはジョッキーの好判断。それにしても強い勝ち方ができました」とレース内容に満足する藤岡健一調教師。次走については「当日の馬体重が減っていたように、馬体が寂しくなってきている現状。じっくり間隔をあけたいと思っています」ということで、自厩舎で調整して、4月8日桜花賞(阪神芝1600m)へ直行することになりそう。(取材:井内利彰)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。