小牧を背に栗東坂路を駆け上がったサイレントサタデー
2戦2勝のサイレントサタデーが勢いに乗って重賞初Vに挑む。最終デモは栗東坂路へ。テンからリズミカルに駆け上がると、最後まで脚色が衰えることなく登坂。一杯に4F55秒1-39秒8-13秒4。村山師は「先週、今週と坂路でしっかり調整できたし、仕上がりはいいですね。2走とも折り合いながら逃げているし、無理して競り合うこともないですから」と、マイペースでの競馬に徹する。
久々の芝でセトブリッジが、皐月賞への切符を狙う。最終追い切りは朝一番の栗東坂路。一杯に追われると、重い馬場を感じさせない力強い脚さばきで4F53秒8-40秒3-14秒3をマークした。日高助手は「具合は変わりない。先週の競馬を見ていると中山は開幕週でも重そうな感じがしたし、時計がかかればチャンスもあると思う」と、前向きに話した。
美浦Wで3頭併せで追われたアーカイブ。ビッシリ追っても思ったほどの反応は見せず、4F53秒4-38秒9-13秒1の数字で僚馬2頭に後れを取った。それでも、橋本助手に悲観の色はない。「ジリジリ伸びる脚質だから、遅れは気にしていません。順調に調整できていますよ。課題のゲートを含めて、うまく流れに乗ってほしいですね」と一発に期待を込めた。
提供:デイリースポーツ