大種牡馬マキャベリアン死亡

2004年06月26日 13:47

 英国・ダルハムホールスタッドで繋養されていた種牡馬マキャベリアン Machiavellian(牡17、父Mr. Prospector)が死亡したことが判明した。今年の4月、右前脚に蹄葉炎を再発し種牡馬生活から離れていた。

 マキャベリアンは、父Mr. Prospector、母Coup de Folie(その父Halo)という血統で、近親には98年グランクリテリウム(仏G1)を制し、今年日本でデビューの新種牡馬ウェイオブライト(牡8、父Woodman)がいる。

 同馬は現役時代、2歳時のデビューから4連勝でモルニ賞(仏G1・芝1200m)、サラマンドル賞(仏G1・芝1400m)に勝ち、89年仏2歳チャンピオンに選ばれたが、90年英2000ギニー(英G1・芝8f)では1番人気ながらチロル Tirol(父Thatching)の2着に敗れ、続く愛2000ギニー(愛G1・芝8f)でもチロルの4着。同年8月のモーリスドギース賞で1番人気で5着に敗れたのを最後に、7戦4勝で種牡馬入りした。

 種牡馬としては、99年ドバイワールドC(首G1・ダート2000m)などを制したアルムタワケル Almutawakel(牡9)、02年に同レースなどを制したストリートクライ Street Cry(牡6)、02年英チャンピオンS(英G1・芝10f)などを制したストーミングホーム Storming Home(牡6)などを輩出している。日本での産駒には、95年クリスタルC(G3・芝1200m)を制したコクトジュリアン(牡12)らがいる。

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